ダイエット中の食事はたんぱく質重視がポイント!
ダイエット中の食事はカロリーだけを気にしていればいいのではなく、中身(栄養素)がとっても大事。カロリーを多めに摂ってしまった場合でも栄養バランスが整っていれば太りにくくなることもわかっています。
炭水化物抜きはNG
一時期流行った、炭水化物の摂取量を極端に減らす「炭水化物抜きダイエット」や「糖質制限ダイエット」。実は女性にはあまりオススメできません。
「炭水化物抜きダイエット」を行うと、糖分の代わりに脂肪をエネルギーにして使うため、体脂肪自体は減りますが、低血糖状態になった体はホルモンバランスが崩れがちになりイライラがつのる原因に。特に更年期の方はただでさえホルモンバランスが不安定な状態なのに、拍車をかけてしまいます。
炭水化物の代表格であるお米には、腸内環境を整える善玉菌のエサとなるオリゴ糖が含まれています。適度に摂った方が便通もよくなり、体の調子も整うといえそうです。
増やすべきは「たんぱく質」
摂取カロリーさえ低く抑えればいいというわけではなく、栄養素を重視することが大切です。積極的に摂って欲しい栄養素NO.1が「たんぱく質」。筋肉のモトとなるたんぱく質はマスト。肉や魚、豆や卵、乳製品などに多く含まれているので、朝昼晩の食事に1つプラスするといいですね。
例えば、朝食のトーストはチーズトーストに、昼食はざるうどんに温泉卵や納豆をプラスするなど、ちょっとした意識で変えることができます。夕食はお肉やお魚などメイン食材として、しっかりたんぱく質を摂るようにしましょう。
また、骨の形成に役立つカルシウムも大切。乳製品以外では、小松菜やほうれん草、小魚などに多く含まれています。不足分は、サプリメントで賢く補うと◎。加齢で衰える排泄力を高めるために、腸内環境を整える食物繊維も意識してくださいね。
食べるタイミングで痩せやすくなる?
朝・昼を減らし、夜一気にドカ食いしていてはトータルの摂取カロリーが少なくても逆に太りやすい体になってしまいます。朝・昼・晩で差をつけるなら、朝昼をしっかり食べて、夜は軽めにするのが理想です。
間食というスタンスではなく、食事を1日5回に増やすという方法もオススメです。分けて食べることで急激な空腹感が無くなりドカ食いを防ぐ効果が期待できます。小腹が空いたら今までおやつを食べていた分をチーズやナッツ、枝豆など3食で足りない栄養のもので補えば一石二鳥。甘い物が食べたくなったら、飲む美容液とも呼ばれる甘酒を凍らせたシャーベットは暑い季節のおやつにピッタリです。
完全オフ日を作ってストレスを溜めない
お友達との食事や家族での外食などを我慢するとストレスが溜まってしまいます。ここぞという時、たまにはカロリーも食事時間も気にせず思い切り食べてしまいましょう! 食べてすぐは体に脂肪はつかないので、ごちそうの前後2~3日かけていつもより少な目に摂取カロリーを調整すれば問題ありません。
毎日に取り入れられて細く長く続けられる簡単ダイエット。辛いストレスフルなダイエットではなく、一生もののボディをゆっくり育んでいきましょう。